医療法人社団日坂会…ひさかかい、と呼ぶこの法人は30名ものデンタルドクターを擁する大変大きな歯科医院グループの一つです。ちなみに医療法人社団の社団とは「医療の関する法人(会社)であり、社員は出資者である」という意味です。ですから、院長や理事長がいたとしても、勤務医や歯科衛生士、歯科技工士など社員はすべて会社の方針を決めるための議決権の1票を持っていることになります。
厳密にはエージェントという組織ではありませんが、医療法人社団日坂会は、東京都内に3カ所、神奈川県内に3カ所の合計6カ所の診療所を持つ大きな歯科クリニックグループといえます。常に歯科医師を募集しているのは、この法人がインプラントを得意とすることから、自由診療の分野で非常に成長していることがわかるでしょう。
通常の歯科医院ではX線による画像診断を行い、その結果顎の状態や歯の根の状態を見分けることから診療方針が始まります。ですが、この日坂会クリニックではCTスキャンが導入されています。これは放射線照射による画像撮影と、その診断ですが、明らかにX線撮影よりも細かな骨の内容が把握できます。これだけの器機を導入するには、それだけのメリットがなければなりません。インプラントは顎骨に埋め込む人工歯根ですが、100万円以上もの技術料を必要とする臨床だからこそ、それに応じた優れた歯科医師が出てこなければ、クリニックは成長できないため、常に向学心の高い歯科医師が求められているのです。
インプラントやホワイトニングは自由診療だから、自分にはどうも…という歯科医師の方も少なからずいるでしょう。ですが、今後日本政府はTPPという貿易体制に駒を進める可能性があります。全ての疾病や障害治療に健康保険が適用されることは、ますます医療費の増大を招くことになるでしょう。そう考えれば、多くの医師が自由診療と診療報酬内の診療との混合診療に向かわざるを得ないでしょう。
歯科医師は今後ますます、口腔内のケアや先進治療を行うことが求められます。顔全体の外的手術にもそのカテゴリーが当てはまって行く可能性も出てくるでしょう。日坂会の目論見は、今後の歯学において、大変重要な一件になるかもしれません。まずは、自分の将来を考えて、どのような診療を行っているのかを探りながら、サイトをよく見て考えてみてはいかがでしょうか。
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